2017年5月26日金曜日

ゲームイベント出展ガイド的な・・

いつもお世話になっておりますroom6のまさしさんと申します。

今回のエントリですが、前から書こうかなーって思っておりましたのですが、各ゲームイベントなどの特徴やら諸々を書いて、これからゲームのイベントに出ようかなと思っている方のご参考にしていただこうかなという感じでお送りしようかと思っております。

さて、今までのroom6のイベント出展を振り返りますと・・、

2015.05 東京インディーフェス2015 出展
2015.07 BitSummit 2015 出展
2015.09 東京ゲームショウ2015 出展
2015.11 デジゲー博2015 出展
2016.01 デジゲー博SP in 闘会議2016 出展
2016.07 BitSummit 4th 出展
2016.08 コミックマーケット90 出展
2016.08 CEDEC2016 登壇
2016.09 PixelArtPark3 出展
2016.11 デジゲー博2016 出展、(予定でしたが諸事情により取り止め)
2017.05 A 5th of BitSummit 出展

と、なっております。結構頑張っているのではないでしょうか・・・!

と、言うわけで一昨年から色々イベントに出続けてきましたので、イベントごとの特徴やら個人的雑感やアドバイスなどをザックリ書いていこうかなと思います。あくまで個人的な感想ですので、ご参考程度にお願い致します。。これからイベントに出てみようと考えておられる皆様のご参考になれば幸いです。




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【BitSummit】
会期:毎年5月頃?(けっこう変動するが、概ね春〜初夏)
会場:京都、みやこめっせ(http://www.miyakomesse.jp/
公式サイト:http://bitsummit.org/
日数:2日間
物販:可
出展費用:20,000〜
選考:有り

さてまずは、京都で毎年行われる日本最大級のインディーゲームイベントである「BitSummit」から参りましょう。

「BitSummit」ですがこちらは元Q-Gamesのジェームズ・ミルキーさんが発起人となって始まったインディーゲームイベントです。主催(※)のゲーム会社さんもQ-Gamesさんや17bitさん、VITEIさんといった外国人の方の経営されているインディーゲーム企業ということもあって、雰囲気としては外国のインディーゲームイベントをそのまま日本に持ってきた!という感じでしょうか(外国のイベント行ったことないので予想)。
こちらはもう、「インディーゲームのお祭り!」ということでとにかく楽しい。そしてノリノリ!会場も少しライトダウンされていて、雰囲気はまさに「巨大インディーゲームセンター」という感じです。

BitSummitに来られるお客さんはとにかく「ゲームを実際にプレイしたい!」という感じで来られます。なので、試遊機は必須!ゲーム展示会というよりインディーゲームがプレイ出来る巨大ゲームセンター!という感じです。なので、ジャンルとしてはアクションゲームなどのすぐに遊び方が分かるものが喜ばれる感じでしょうか。操作が複雑でわかりにくいものなどは、別に喜ばれないというわけではないのですが説明するのが非常に疲れるのでお薦めはしません。。(喉が枯れます)

ブースはみなさんかなり凝っています。メジャー企業の社内インディーチームや、海外のビッグインディーチーム、大手パブリッシャー、そしてNintendoやソニーなどのインディータイトルの展示なども増えてきておりますので、全体的にブースが派手になってきている印象を受けます。ですので、出展にあたってもやはりどうしても派手にブースを飾り付けないとなかなか目を止めてもらえないというところは否めないかなという感じでしょうか。。会場も暗いですので、なるべく高く・派手にするのをおすすめします。(やりすぎは注意・・!)ただ、個人的には試遊機と簡単な説明パネル、あとはフライヤーだけ、、みたいな硬派なブースも好きです。むしろ逆に目立つかもしれません。。

ブースサイズは1.8mの長机に、イスが2つ。机には黒いテーブルクロスがかけてもらえてます。あとは、B2くらいのスチレンボードパネルも貰えますのでポスターなどはそちらに貼ったり出来ます。ボードは立てられる仕様ですが、そんなに重い物は貼り付けられませんので、大きなものや重い物を飾りたい時は何か違うものが必要だと思います。電源は二口です。必要に応じて延長タップなどを持ってくると良いと思います。音も出して良いですが、あまり音量は大きくしてはダメなようです。というか、場所にもよりますがステージの音量がかなり大きいので、むしろBGMなどを聞いてもらうにはヘッドフォンなどを用意するのが良いでしょう。今年からみやこめっせの1Fに移りましてかなりブース間も広々になりました。ただ、お客様も多いのであまりはみ出ないほうがよいでしょう。

お客様は結構外国の方も多いです。ですので、可能であれば簡単な英語での操作説明パネルを用意すると良いでしょう。英語で説明出来ると楽ですが、意外と身振り手振り&適当な英語でもなんとかなります。

グッズなどの物販も可能です。それほど物販されているブースは多くないですが思ったよりもグッズが売れます。やはりお財布の紐は緩んじゃうようです。

あと、選出されるかどうかという所もかなり狭き門になってきました。今年は応募が200チームほどあったそうですが、通ったのはその半分。毎年参加している常連チームなども落選していました。選出の条件なのですが、これは私の想像に過ぎませんがBitSummitの理念として「国内の面白いインディーゲームを海外に向けて発信」というのがありますので、おそらくより日本的なものや個性的な物、今まで見たこと無いもの、未発表作品、、などが選出の基準になっているのではないでしょうか、、。そんな気がします。ただ、今年は同人ゲーム的なものが少なかったということで、ジャパニーズインディーズゲームの代表ジャンルでもある同人ゲーム的なものはデジゲー博・コミケの方にという住み分けになっていくのかもしれません。

毎年豪華で出展ゲームのクオリティも上がっていってるBitSummit、もうそろそろ我々のような末端超零細企業では参戦出来なくなってきそうな気もしますが、とにかく参戦して楽しいのがBitSummitです。やはりメディア様の注目度も高く色々あるイベントでは取材の数も多く、外国のメディアさんなども多いです。初日の夜には懇親会や、あとOnionGamesの木村祥朗さんなどが出演されているWeb番組ポリポリクラブのBitSummit打ち上げなんかが毎年さろん淳平で開催されています。そういった意味でも日本中のインディー野郎達が集まるお祭り。是非とも参加してみてください!

※いまは社団法人JIGAが主催




【デジゲー博】
会期:毎年11月
会場:秋葉原UDX(http://udx.jp/
公式サイト:http://digigame-expo.org/
日数:2日間
物販:可
出展費用:6,000〜(スペース・日数による/学割有り)
選考:有り

さて、秋葉原UDXで毎年11月に行われるデジゲー博についてです。こちらは毎年東方で有名なZUNさんが参加されることで話題になったりと、同人ゲームが比較的多いイベントなのかなという感じでしたが、近年スマホゲームやアーティスティックなゲーム、VRゲームなども増えてきており、様々なジャンルがMixされた総合ゲームイベント!という様相を呈してまいりました。

ブースはBitSummitと同じく1.8mの長机がベースですが、1/2ブースも選択出来ます。その場合は他のチームと机をはんぶんこします。イスは机1/2ごとに1つ用意されてます。500円でイスを追加で借りられます。机にはテーブルクロスはありませんので、可能であればゲームの雰囲気にあったものを用意すると良いかと思います。電源も各1口づつくらい割り当てられますが、こちらも延長タップが必須でしょう。パネルなどはなく、壁にもポスター貼付けはNGですので、いわゆる吊り下げ方のポスタースタンドなどもあると良いかなと思います。ただし、会場のUDXはそれほど広い会場ではなく、ブース数もわりと多くてブースとブースの間も狭いということでそれほど大掛かりなブース装飾は出来ないかなと思います。 (ただし、2017年からは2会場となるみたいですので、もしかすると広くなるかもしれません!)

ゲーム自体やグッズの頒布ももちろん可能です。頒布をメインにされているチームなども多いのではないでしょうか。このあたりは、コミケの同人ゲームジャンルの空気感そのままでもあったりします。一昨年、room6も色々グッズを販売してみましたが、非常にたくさんの方に買って頂けました。

さてさて。デジゲー博の雰囲気ですが、来られる方はかなりゲームのコアファンの方が多い印象で、どちらかというとプレイそのものよりグッズを買いに来たり、ゲームそのものを知りに来たり、開発者の方との話を楽しみに来たり、、という感じかなと思います。証明はBitSummitのように暗くされてはいないので、もう少し明るい会場の感じでしょうか。デジゲー博ですが参加サークルが2016年で200サークルを越えておりまして、本当にぎゅうぎゅう詰めの熱気ムンムンなイベント・・!という感じです。とにかく、濃い!凝縮!という感じの熱いイベントですね。

一昨年までは特に抽選も無かったと思いますが、昨年から応募が多数になったのもあり選考が行われるようになったようです。昨年などは、スマートフォン向け個人ゲーム開発者のブースも増えており、比較的参戦しやすいような気がします。1日だけの参加もありということもあり、ブース装飾もそこまで凝らないでも大丈夫ということもありますので、是非申し込みしてもらいたい、そんなイベントです。

濃いゲームイベントということで、濃いメディア様の取材もたくさんあります。けっこう濃い記事を書いていたけるような気もしますので、ぜひ濃いゲームを展示していただきたいと思う次第であります。

あと、昨年は闘会議というイベントとのコラボイベントもありました。こちらも参加させてもらったのですが、こちらもとても楽しかったですね。イベント自体も楽しくて、これからもこういうコラボイベントにも期待大です。







【東京ゲームショウ(インディーブース)】
会期:毎年9月
会場:幕張メッセ(https://www.m-messe.co.jp/
公式サイト:http://tgs.cesa.or.jp/
日数:4日間(ビジネスデイ2日/一般2日)
物販:不可
出展費用:無料
選考:有り

さて、東京ゲームショウです。言わずと知れた日本最大のゲームショウ。
こちら、大手メジャーゲーム会社やコンシューマゲームなどのイベントだと思われておりますが、インディーゲームのブースもあります。そして、こちらは毎年SIEさんなどがスポンサードされており出展無料になっております。もちろん審査もあります。審査基準は謎ですが、こちらはオリジナル作品に限ります。二次創作はたとえ許諾が取れている作品でもNGとなります。ですので、バンダイナムコさんのオープンIPで作ったゲームなども展示は出来ません。インディーブースですが、審査ありの無料枠以外にも有料枠もあり、そちらは先着順にて出展出来ます。しかし、お高いです。横2mブースで20万円也。

[参考]TGSインディーコーナー出展ご案内
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2017/exhibition/exhibit/indie_games.html

さてこちらのブースですが、いわゆる「展示会形式」なブースです。横幅は1mです。高さも1.2mくらいあります。ですので前に立ってアテンドする形になります。イスはありません。壁もあり、そちらにポスターを貼ったり壁付けモニタを設置することも可能です。電源もありまして、ブースの下は扉付きで色々物を入れられます。

さて。TGSですが、とにかく一言で言いますと「超疲れる」「超狭い」です。まずフルで出ますと4日もあります、そしてイス無し。そしてブースとブースはピッタリくっついていますので狭いです。。横のブースとのプレッシャー合戦となります。。逆に言いますと、お隣さんのブースと仲良くなると色々楽です。会期の間はとにかく立ちっぱなしです。かなりの体力を使います。ですので、TGSに出展の歳にはブース番のローテーションを組まないとちょっとしんどいです。ただ、、TGSともなるとやはり色々な方が会場に来られてますし、取材の方も来られます。そういった方々との交流やビジネスチャンスなどを狙っての出展といった側面もありますので、あまりブースを離れられずなのでそのあたりはもう覚悟を決めてひたすら立つ・・!というのも有りかもしれません。

あと会場は本会場ではなく通りを挟んだ9〜11ホールとなります。こちらは物販や飲食、イベントのブースになります。人の入りはどうなのか、、という事になりますが、やはり本会場よりは少ないのかなと思いますが、物販に来られる方も多いですので、そういった方がふらっと寄っていかれる事も。まあ、個人的には本会場はシンドい気もしますのでちょうどいいかなとも思ったり。

とにかくTGSは人の多さが凄い。そして、ゲーム業界の方の来場やメディアの数も段違いです。そしてやはりTGSに出た!という箔的なものはやはりあるのかな〜という気もします。TGS出たんですよ〜って言うと、やはりおおっっていう反応はありますからね。。いやらしいですがそういうメリットはありますよね。

そしてTGSのイベントの規模の大きさ、熱気はやはり参加すると本当に感じますね。気持ち的にもグワーっと盛り上がるものはあります。終わるときには少しほろっときましたからね。。これは本当に参戦して感じてみて頂ければと思います。

お客様も本当に色んな方が来られます。とにかく4日もあるのに、ずっと人は絶えずで目まぐるしくて記憶が飛んでます。とにかく凄いビッグイベントですので、体力のある方は是非チャレンジしてみて欲しい、そんなイベントです。大事なのは体力です。体力。






【東京インディーフェス(TokyoSandbox)】
会期:毎年5月?
会場:秋葉原UDX(http://udx.jp/
公式サイト:http://www.tokyosandbox.com/tokyo-indie-fest/
日数:2日間(ビジネスデイ1日/一般1日)
物販:可
出展費用:無料?
選考:無し?

さてさて、東京インディーフェスです。こちら、2015年にroom6がはじめて出展したイベントでもあります。2016年は開催されず、2017年にTokyoSandboxとして復活しました。2015年の参戦の様子は以下のエントリを参照のこと。。

[まさしブログ]東京インディーゲームフェスティバル2015に出展してきました
http://masashisan.subakolab.com/2015/05/2015.html


TIFですが、上の概要に?が多いのは今年は参戦しなかったので、最新情報がよくわからないからです。なんと今年はBitSummitの丁度一週間前。。ということで参戦を断念。

こちらブースとしましては東京ゲームショウと同じ展示会型お立ち台形式。サイズは2015年の時は横2mの広々ブースト、1mのコンパクトなブースがありました。よくわかってなかったのですが、2mは有料なのかもしれません。今年はどうなのでしょうか・・。イベントレポートの記事を見てますと、皆様結構広いブースなので今年は皆2mなのかもしれません。TGSと同じく立ちっぱなしになりますので、体力必須かと思います。ただし同じ会場のデジゲー博よりはブース数は少ないので、スペースに余裕はあり、少し気持ち的には楽かもしれませんね。あとブース的には上のスペースにチーム名などの張り出しはありませんので、用意が必要です。

イベントの雰囲気としては、どちらかというと展示会!という感じでしょうか。お客様の数もそこまで多くはないので比較的気持ちは楽に参戦出来ます。今年は割りと直前になって募集を開始されたせいか、選考もなくブースにも余裕があったのかなという感じです。

ブースでの物販は前はできなかったような気がしましたが、今年は出来るようになったみたいですね。

まだまだこれからのイベントということで、これからどういう形になっていくのかは注目です。あと、他のイベントよりもゲーム開発者にフォーカスしてもらえているというところもありビジネスマッチングや投資家などとのマッチングなどのチャンスもあり、そういった意味ではかなり参戦する価値のあるイベントなのではないでしょうか。我々のような会社組織で小さくゲームを作ってる会社としては来年は参加してみたいなと思っています。






【コミケ】
会期:毎年8月/12月
会場:東京ビッグサイト(http://www.bigsight.jp/
公式サイト:http://www.comiket.co.jp/
日数:1日間
物販:可
出展費用:9,100円
選考:有り

こちらも、言わずと知れた日本最大のオタクの祭典コミケ。こちらでもゲームを出展することが出来ます。コミケのブースに関してはもう色々な所で解説やら参考になるエントリがあるとかと思いますので、詳しくはそちらをご参照ください。

基本的にはコミケはゲームの頒布会なのですが、頒布無しで展示・試遊だけでもOKのようです。まあ、折角ですので何かグッズなどを売ると良いかなと思います。PC向けなどのゲームでしたらそのままインストールメディアを販売することも可能ですが、スマートフォン向けの場合ですとそのまま販売はできませんので何か工夫がいるかもしれませんね。無料ゲームの場合だと宣伝+試遊となりますでしょうか。Steamなどでの販売ですとダウンロードキーを売るという事も可能なのかもしれません。

コミケですが、重要なのはジャンルの選択です。我々は昨年出展した時は「ゲーム:その他」というジャンルで申し込んでしまいました。。が、完全に失敗とはいえないのですがこのジャンルは個別でジャンルがあるゲームではない、その他のゲームの二次創作物などを頒布するジャンルでしたので、オリジナルのゲームを頒布したりグッズを売るなら、「同人ゲーム」というジャンルで申し込みする方が良かったようです。

コミケは来場者数もものすごいのですが、1日だけということもありますしオリジナルの同人ゲームジャンルはそれほど混まない事もあって、イスもありますし思ったより全然出展は体力的には楽です。おそらくお客さん側の方がしんどいでしょう。コミケの雰囲気を楽しみつつ気楽に出展もありかなとは思います。コミケの場合は、むしろ出展当日よりも出展前の用意の方が皆さん大変でそこで体力を削られて当日を迎える・・という事になっているかもしれませんので、製作スケジュールには余裕を持って行いましょう。。














【Megabit Convention】
会期:BitSummitと同日
会場:BitSummitの近く
公式サイト:
日数:1日間
物販:可
出展費用:4,000円
選考:無し

さてさて、このMegabit Conventionですがroom6としては参加しなかったのですが、遊びに行ってきたので少し書いてみたいと思います。

ブース規定などは不明ですが、おそらく1.8m長机を半分使い、イス1個をベースにしてあとはゲーム毎に自由に・・という感じなのでしょうか。。よくわかりません。

今年はなんとBitSummitの上、みやこめっせ3Fの広大なスペースを使って行われましたが、開催告知がまさかの5月に入ってからということで参加サークルも少なく、会場は大変に余裕のあるスペースになっておりました・・・w

こちらは、もう何でもあり!というイベントのようで同人ありインディーありネタありVRありと、本当に極めてゆる〜〜い感じのイベントでございました。何でも有りというだけあって、本当に濃いゲームがたくさんあって楽しかったです。

来客としてはさすがにまばらで少なかったのですが、それでもいくつか濃いゲームを取材しにこられていたメディアさんもおられましたので露出の機会としてもなかなか良いのじゃないでしょうか。







【(おまけ)PixelArtPark】
会期:毎年10月あたり
会場:3331 Arts Chiyoda (http://www.3331.jp/
公式サイト:http://pixelartpark.com/
日数:1日間
物販:可
出展費用:4,000円
選考:推薦

こちらは純粋なゲームイベントではないのですが、ゲームの展示も可能ということと日本最大級のドット絵イベントということで紹介させていただきます。

昨年はじめてroom6で参加させて頂いたのですが、もうとにかくどこもかしこもドット!ドット!ドット!超楽しい!!ドット絵好きにはたまらないイベントです。

物販されているブースが多いのですが、展示のみもOK。ただ、とにかくお客様のお財布の紐がゆるいので、折角なのでぜひ物販してみることをお薦めいたします。かくいう私も開始15分ほどでいつのまにかお財布から福澤先生が2人ほど旅立ってしまいました。恐るべしPixelArtPark。。

ブースとしましては、1.8mの長机が置けるスペースを割り当てられますが、机や椅子、後ろのパーティションなどはレンタルになります。room6では小さめのモニタも借りたので、レンタル費用としては1万円ちょいくらいでしたでしょうか。費用感はそんな感じです。

会場はチップチューンのライブもあったりとまさにドットピコピコなイベント。こちらは今は出展の公募はしていないそうで、ピクセルアートを常に公開してたりする方に運営側からお声を掛けているそうです。ドット絵のゲームを開発されている方、定期的にデモの動画やアートワークをTwitterなどにUPしておけば運営からの参加オファーが来るかもしれませんので、是非SNSでの活動を積極的にしてみてください。









【(おまけ)CEDEC/Unite】
会期:8月(CEDEC)/5月(Unite)
公式サイト:CEDEC(http://cedec.cesa.or.jp/
      Unite(https://unite.unity.com/
日数:2日間?
物販:不可
出展費用:ー
選考:ー

こちらはゲームイベントと言うより、ゲーム開発向けのカンファレンスです。こちらはカンファレンスですので登壇がメインとなりますが、一部展示ブースもあります。登壇なのですがCEDEC/Uniteともに公募されているかなと思いますので、是非テーマを決めて公募の申し込みをしてみるのも良いのではないでしょうか。

そして、どちらもブースがありますがUniteの方はインディーゲーム開発者のブースもあって、登壇の間にふらっと見に行けるブースとなっておりました。開発者と技術的な話をする方も多く、出展者・来場者共にかなり実りあるブース展示になるのではないでしょうか。ただ、こちらは公募はされていないらしいので、Unityさんからのお声がけを待つしかないようです。個人的には、Unite期間中にも小さなインディーゲーム展示イベントをやって公募していただけると良いのではないかな・・!と思っています。スペースに余裕があるなら、是非ご検討を・・・!>Unity様



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というわけで、私のわかる範囲でいくつかのゲームイベントについて書きました。
もちろんここに挙げた以外にもたくさんのゲームイベントがありますので、皆様ぜひ参加してみて下さい。ゲームイベントへの出展は、メディア露出だけではなく、他の開発者さんやディベロッパー企業様など色々な方との交流の場にもなり、本当に楽しいものです。。個人的にはイベント出展は超お薦め致しますので是非・・!

room6ですがポッと出のゲーム開発チームということもあり、とにかく活動しないと目立たないとと・・・言うことで、最初から出れるイベントには全部出るくらいの勢いで参加してまいりました。お陰様でポッと出の割には比較的露出の機会を頂き本当に感謝感激でございます。

ただ、ちょっとイベントの密度が濃すぎて肝心のゲーム開発がそちらに引っ張られちゃったということも有りました、、。反省。なんでも程々が良さそうです。
個人的には、年4回とか5回とかイベント出ちゃうともう、イベント準備やプロモーションなんかに手を取られちゃってゲーム開発の進捗がヤバイ感じになってしまいますので、年2回、それも間を開けて・・・というのが良いペースなのかなと思います。費用も結構掛かりますからね。。(※TGS期間中などは、周辺ホテルが普段の倍の価格に・・)

ですので、room6としては春のBitSummit、秋のデジゲー博、というのをベースにイベント参戦を考えていこうと、そんな感じで行こうと思っております。あとは、PixelArtParkだとかそういったゲームと少し離れたイベントを絡めながら色々活動すると楽しいかなという感じです。これからも頑張ってまいりますので応援の程よろしくお願いいたします。